来月１日から、ツーリングする場所まで自転車をそのまま載せて走るバスの運行が九州で初めて始まります。２２日に車体がお披露目されました。
サイクルツーリズムの高まりを受けて、九州で初めてサイクリングの旅に使われることに絞った貸切バスとして、西鉄が来月１日から走らせるのが「サイクル・カーゴ」です。
４００万円ほどをかけて改造し、自転車を分解せずに最大１８台を積むことができ、乗客は２１人まで乗れます。また座席はサロン風にも変えられます。
西鉄の林田浩一社長は「みんなでツーリングをした後に反省会をしながら移動するとか、そういった楽しみ方ができるのでは」と話していました。
西鉄旅行では、遠賀川から玄海灘沿いに福岡県が整備したサイクリングロードを走るツアーを募集しているほか、今年秋に計画されている「ツール・ド・九州」のコースを走る企画も３月下旬から受付が始まります。